VMware FusionのubuntuでホストとClipboard(コピペ）の共有ができなくて諦めて別の方法に移行。

VMware FusionにてホストがMac（Apple Silicon)、ゲストにUbuntuServerを使用して、開発環境を構築中に、クリップボード（コピーアンドペースト機能）がホストゲスト間で共有できない不具合に見舞われました。

結論として、解決できずSSHを使用して接続する方式にしました。
SSHであれば、VMwareのコンソールを使わないので、クリップボードも使用できます。

自端末において、パスワード認証でのSSHの環境自体は3分程度で可能なので、
断念された方は、後述するSSHの環境構築をご覧ください。

VMware Fusionでクリップボードが使えない事象

本事象は、解決に至っておらず。
解決方法があればぜひご教授ください。

ホストでコピーしたテキストをVMwareのコンソール上（ゲスト）でペーストできない。
ペーストをすると、「^V」となってしまう。

本内容は、よくある事象のようで、
VMware Toolsのインストールで解決できるとのことでしたので下記を試してみました。

仮想マシンタブより、VMwareToolsのインストール
=>グレーアウトしていて項目がクリックできない。
フロッピーのデバイスの起動時に接続を外すとグレーアウトが解除される
=>フロッピーの項目すらない。
キーボード設定でMacプロファイル/キーの割り当て確認
=>問題なし。
ホストの共有設定（メディア/ファイル/画面共有)を許可
=>事象変わらず。
VMware Toolsのイメージを手動でマウント
/Applications/VMware Fusion.app/Contents/Library/isoimages/にあるlinux.isoを
CD/DVDとして利用し、マウント後にゲストにてVMwareToolsのインストール。
=>事象変わらず。
分離項目（コピペ、ドラッグドロップ）の有効確認
=>既に有効であった。
Open-VM-Toolsのインストール
sudo apt install open-vm-toolsにてOpen-VM-Toolsのインストール
vmtoolsd -vにてインストール成功確認
=>事象変わらず。

その他、解決方法として紹介されていた方法を試したがNGであったため、諦めSSHで接続する方式に変更。

本内容は、ローカルにて最小限の開発環境としてSSHを作成するため、
ポートや認証方法は初期設定のままです。

sudo apt install openssh-server

sudo systemctl enable ssh
sudo systemctl start ssh

ファイアウォール等設定されている場合は、必要に応じてコマンドを流してください。

ssh ユーザ名@ゲストのIPアドレス -p ポート

上記より接続の確認ができました。

どのみち、SSHに切り替えていたとは思いますが、
クリップボードが使用できなかったのはモヤモヤします。

”VMware Fusionで”と記しましたが、おそらくUbuntuを最小限で入れたので
必要なパッケージが入っていなかったのでは？とも考えています。

個人使用の無償解禁も最近の出来事で、VMware Fusionに関する
記事自体あまり見かけないので、詰まったけど解決できたことは積極的に記していこうと思います。