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Xserverの新サーバ簡単移行を行った。移行の流れや影響、かかった時間など。

2025-01-30

以下の様々な理由から、本サーバが「旧サーバ」と判明して乗せてるアプリケーションの都合上、サーバ移行が必要となり、本対応を行いました。

公式にも手順があり、具体的な方法や旧サーバの確認方法、簡単移行が可能な環境か確認ができます。


新サーバ簡単移行を行った

契約自体が2023年の年末から年始に行ったので、対象とも思っておらず、そもそも「旧サーバ、新サーバ、移行」なんて把握もしていませんでした。

本件を調べているうちに、「新サーバ?移行?」なんて思って調べてみたら対象だったという感じ。
スペック的にも上がるようで、可能であれば移行したいところですね。

対象ユーザか確認

XServer上でログインしサーバパネルを開き、サーバ番号の項目を確認します。

「sv1.xserver.jp~sv16000.xserver.jp」サーバーをご利用のお客様を対象としています。

今回私は、対象でした。

早速簡単移行の利用方法を記します。

マニュアルは以下の通りです。


①新サーバー簡単移行をクリック

XServerにログインして、サービスメニューの「新サーバー簡単移行」をクリックします。

サーバパネルではなく、レンタルサーバサービスの「トップページ」のメニューにあります。

XServer_サーバパネル


②データコピーの申請をします。

新サーバー簡単移行をクリックすると、移行可否と可能であれば「データコピー申請」と表示されます。
「データコピー申請」をクリックします。

データコピー申請以降の処理完了報告はメールで連絡がありますので、早急に対応したい場合は、メールを確認しましょう。

急ぎでなければ、XServerのサービス画面から確認をします。

ただし、データコピー後の移行完了までの間に期限(14日間)が設けられているので、お早めにご対応した方がよいです。


③サーバ切り替えをする

動作確認が必要であれば、前述した手順に沿って動作確認を行います。

その後、移行をキャンセルしたり、14日以内であれば移行元サーバに切り戻しも可能です。


かかった時間について

申請、データ移行に関しては順次のため、ばらつきはあると思います。

ファイル数や容量が多い場合、申請が混雑しているときは、時間がかかると思います。
数時間〜最大72時間との記載もあります。

処理内容 時間
開始→新サーバデータコピーの申請 19:48
新サーバデータコピー開始 19:50
データコピーが完了(5GB程度) 20:30
移行先へのアクセス可能日時 21:00
サーバ切り替え(自分の操作)→完了 21:12

私は、データがあまり多くなかったため、かなりスピーディーに移行を完了できました。


影響について

  • グローバルIP、ホスト名は変更になりますので、外部API等でホワイトリストを使用している場合、事前に対応が必要です。
  • XServer上での設定は基本的に引き継ぎます(cron、各種設定事項)。

ただし、SSH に関してはホストが変更になるため キーの変更 をしました。
どのみち、known_hosts に公開鍵が含まれているので、クライアント側で変更が必要になります。

FTP利用している方も、IP やホスト名が変更になるので、クライアント側で設定変更が必要です。


おわりに

体感的には速度が変わったとかはありませんでした。
しかし、cURLのバージョンが上がったりと推奨環境になったという感が強いです。

(登録したタイミングが絶妙だったのか、サーバ移行に関する件、全然案内に気づいてなかったです。)