以下の様々な理由から、本サーバが「旧サーバ」と判明して乗せてるアプリケーションの都合上、サーバ移行が必要となり、本対応を行いました。
公式にも手順があり、具体的な方法や旧サーバの確認方法、簡単移行が可能な環境か確認ができます。
新サーバ簡単移行を行った
契約自体が2023年の年末から年始に行ったので、対象とも思っておらず、
そもそも「旧サーバ、新サーバ、移行」なんて把握もしていませんでした。
本件を調べているうちに、新サーバ?移行?なんて調べてみたら対象だったという感じ。
スペック的にも上がるようで、可能であれば移行したいところですね。
対象ユーザか確認
XServer上で、ログインしサーバパネルを開き、
サーバ番号の項目を確認します。
「sv1.xserver.jp~sv16000.xserver.jp」サーバーをご利用のお客様を対象としています。
今回私は、対象でした。
早速簡単移行の利用方法を記します。
マニュアルは以下の通りです。
①新サーバー簡単移行をクリック
XServerにログインして、サービスメニューの「新サーバー簡単移行」をクリックします。
サーバパネルではなく、レンタルサーバサービスの「トップページ」のメニューにあります。
②データコピーの申請をします。
新サーバー簡単移行をクリックすると、
移行可否と可能であれば「データコピー申請」と表示されます。
データコピー申請をクリックします。
データコピー申請以降の処理完了報告はメールで連絡がありますので、
早急に対応したい場合は、メールを確認しましょう。
急ぎでなければ、XServerのサービス画面から確認をします。
ただし、データコピー後の移行完了までの間に期限を設けられている事項もありますので
お早めにご対応した方がよいです。(14日間)
③サーバ切り替えをする
動作確認が必要であれば、前述した手順に沿って動作確認を行います。
その後、移行をキャンセルしたり、14日以内であれば移行元サーバに切り戻しも可能です。
かかった時間について
申請、データ移行に関しては順次のため、ばらつきはあると思います。
ファイル数や容量が多い場合、申請が混雑しているときは、時間がかかると思います。
数時間〜最大72時間との記載もあります。
開始->新サーバデータコピーの申請 | 19:48 |
新サーバデータコピー開始 | 19:50 |
データコピーが完了(5GB程度) | 20:30 |
移行先へのアクセス可能日時 | 21:00 |
サーバ切り替え(自分の操作)->完了 | 21:12 |
私は、データがあまり多くなかったため、かなりスピーディーに移行を完了できました。
影響について
グローバルIP、ホスト名は変更になりますので、外部API等でホワイトリストを使用している場合、事前に対応が必要ですね。
XServer上での設定は基本的に引き継ぎます。
cronだとか、各種設定事項。
ただし、SSHに関してはホストが変更になるのでキーの変更をしました。
どのみち、know_hostsに公開鍵が含まれているので、クライアント側で変更が必要になります。
FTP利用している方もIP or ホスト名が変更になるのでクライアント側で設定が必要です。
おわりに
体感的には、速度が変わったとかはありませんでした。
しかし、cURLのバージョンが上がったりと推奨環境になったという感が強いです。
(登録したタイミングが絶妙だったのか、サーバ移行に関する件、全然案内に気づいてなかったです。)
コメント